地金型金貨を投資に使うことには、メリットとデメリットが存在します。メリットとしては、金地金を購入する際にかかるバーチャージと呼ばれる費用が掛からないということがあげられるでしょう。売買どちらともかけられる手数料ですが、500g以下の取引をする際に掛けられます。地金型金貨であれば、これがかからないため、少量の取引に向いているのです。

金地金を売却する時の譲渡所得にかかわる課税が、5年以上保有すると、半分に減額されるという面も持っています。つまり、長期投資として考えれば、高いメリットを保有しており、安定性が高い投資になってくれるのです。

その代わりに、デメリットも存在します。最大の問題が、スプレッドです。取引にかかわる差額といえるものですが、どうしても金地金より大きくなってしまいます。小さな金貨にすればするほど大きくなりますので、投資額を大きくするのであれば、大きな金貨を選ぶ必要があるといえるでしょう。

そして、傷をつけるとプレミアが下がります。これにより金地金の価値しか残らなくなってしまい、元本割れのリスクに追従し、さらにリスクを高めることにつながってしまう可能性が出てくるのです。金は、為替変動で価格が動きますので、元本割れのリスクが付きまといます。そこにプレミアを下げてしまえば、さらに大きなリスクとなってしまうのです。

金貨の中でも、投資に用いられる金貨を地金型金貨と呼びます。地金型金貨は、収集金貨のように内容よりも高額な価格を設定することはなく、金地金の時価相当分に対して、少しだけ上乗せした時価で売買されることになります。この上乗せ分はプレミアと呼ばれますが、金の純度に対して決まる仕組みで、割合も決められているのです。古いものには当てはまりませんが、法定通貨としての額面と金の量目が刻印されています。しかし、これらは比例するとは限らず、金の市場価格より額面はかなり低く設定されているものなのです。そのため、額面は実質上意味を持っていないといっていいでしょう。

なぜこういったものが投資に使われるかといえば、金を使っている以上いつでも世界共通の市場相場で売り買いすることができ、その日のうちに換金が可能だという事です。それも安定した供給量になっているのですから、大幅に崩れたりすることもありません。

金貨は、大きさが小さいものであるということもあるでしょう。金自体を購入する場合、どうしても取引が大きなものになりがちです。しかし、地金型金貨は少額で購入することもできるため、リスクの軽減をすることができるといえるでしょう。

金貨というものは、見た目も薄くしい美術品であるという側面を持っています。ですが、それ以上に投資としての価値もあることから、世界中で取引されていたりするのです。この金貨には、収集を目的とした収集型金貨があります。骨董の価値や希少価値がある金貨で、非常に高額で取引されるものがあります。個人の嗜好が重要な意味を持ち、欲しいと思う人が出てくると価値が上がりやすいといえるでしょう。

基本的に、金地金の価格や額面よりも高額で設定されて販売されます。額面はその時の金地金よりも低く設定されていることが多いのも特徴といえるでしょう。収集型金貨の大半は、行事を記念して販売されることがほとんどです。現代の金貨は、通貨としての流通を目的としてはいません。そのため、収集型金貨も希少性を保つために最小限の発行にとどめており、大量に発行することはできないのです。

収集型金貨は、あくまでも通貨としての価値は、額面の価値しか持っていないことは注意するべきでしょう。さらに、溶かして金とすることは犯罪行為であるという事も忘れてはいけません。金地金として販売することができる地金型通貨とは扱いが異なるということも、価値を知るためには重要なこととなるのです。

貴金属として、世界中で人気があるのが金でしょう。薄く延ばすこともできますし、糸のような状態にすることもでき一般的な繊維素材にすることまでできる金属です。合金にすることも簡単で、使い方によっては硬度を上げることもできますので、様々な色調の地金にすることも切る優れた金属だといえるでしょう。

投資として考えると、金は価値が急落する可能性が少ない安定性が売りでもあります。世界中で取引にも応用されてきたのは、この安定した価値のせいであるといえるでしょう。保有しているだけであれば、土地のように税金をかけられたりしないのも、人気の秘密の一つなのです。

非常に腐食に強い金属でもあり、ほとんどの化学物質に耐えることができるのも金の特性になっています。そのため、貨幣の材料と用いても、その価値を下げることなく使っていくことができることから、世界中で金貨として使われているのです。この金貨も収集型金貨と地金型金貨に分けることができます。骨董的な価値や希少性によって、額面以上に高額で取引されることもあるのです。仮に、大量生産で希少性が失われたとしても、金としての価値を失わないというのも金貨の優れた特性だといえるでしょう。その特性を生かし、地金金貨は額面よりも地金の価値に少額のお金を加算した時価で取引されていたりもするのです。

金貨の価値を知ると、いかに安定した投資であるかということが見えてきます。通貨である以上、額面上の価値は残り続けますし、金としての価値を考えれば上昇すれば利益を出すこともできるのですから、参考にしてみてはいかがでしょうか。

参照ページ【http://gold-coin.jp/